大胆な現場の人材活用と設備投資で海外市場へ打って出る土台をつくる

摘要

「外国人と若手社員への“むちゃぶり”が社の原動力です」そう語るのは日新精機（埼玉県春日部市、048-754-6511）の中村稔社長。同社は自動車部品などの冷間鍛造工法向けの工程設計·金型設計·製造を行っている。従来、金型の製造には経験に裏打ちされた勘やコツが必要であり、ベテランでなければ任せられないとされてきた。しかし、同社ではさまざまな機械加工を若手やベトナム人研修生にあえて任せることで生産性の向上、そして現場の活性化を図っている。