パルス電圧の繰り返し周波数変化によるエナメル線の部分放電開始電圧

摘要

近年、モータの出力制御は小型で高効率なインバータ駆動で行われている。高速スイッチングによって急峻かつ過大なサージ電圧がモータ巻線間に加わり、部分放電が生じることでモータの故障の原因となる可能性がある(1)。部分放電抑制の目的で開発された発泡エナメル線のサージに対する部分放電特性を把握することが重要である。