旧ひばりが丘団地におけるエリアマネジメントの実態・課題・可能性 その4 ボランティア組織の形成とメンバーの意識について

摘要

アンケート及びインタビュー調査より、ボランティアのrn「まちにわ師」の現状が明らかになった。rn①まちにわ師はエリア内及び近隣地域に居住の比較的rn幅広い年齢層の男女で構成されており、定職者が多い。②rn応募の動機では、居住歴が短い若年者は「地域との繋がりrn作り」、居住歴が長い高年者は「地域への貢献」や「自己rn実現」を挙げる傾向があるが、活動を通して、年齢や応募rn動機にかかわらず地域との繋がりを感じる人が多い。③活rn動の頻度や内容は様々であり、仕事やその他の状況によりrn各自でコントロールしているが、メンバー間の活動に対すrnる温度差や情報共有が課題である。④メンバーの多くは運rn営住民移行時に参加する意思はあるが、実際の組織運営にrnついては収益や人材確保の面で不安を感じている。rn以上より、地域との繋がりを感じながら各自のペースでrn活動できる環境の維持と共に、メンバー同士の情報共有やrn運営住民移行に関して事務局との認識共有の更なる充実がrn必要と思われる。rn尚、まちにわ師は2017 年2 月に三期生8 名が加わり、rn今後も増員の予定である。講座修了時期別の分析や意識のrn経年変化、運営への参加状況など今後も調査を継続したい。rn最後に、調査にご協力頂いたまちにわ師の皆様、一緒rnに調査したまちにわインターン生の東京工芸大学4 年生稲rn葉実里さん、東京都市大学4 年生高垣克哉さんに感謝申しrn上げます。（肩書はいずれも調査時）