揚からの感情認識の評価－感性制御技術(ST)の評価と、人間の感情の評価法について

摘要

複数の音声サンプルの波形から基本周波数、および抑揚に基づく特徴量を抽出し、感情認識を行うロジックを作成した。 複数の音声について、ロジックの認識と、複数の人間の主観評価を比較し、ロジックの評価を行った。結果として、62.19％の認識率（人の主観との一致率）を達成していることを確認した。 また、連続会話音声と分離発話音声による認識の違い、人間同士の主観のずれ、自然な会話の音声と演技感情音声との違いについての評価を行った。