ISO22000への対応について

摘要

本稿は4月中旬に執筆しているが，本稿が掲載される6月号が発行される頃には，JABによる審査登録機関の認定の受付が行われているはずである。 筆者は，2007年4月に異動するまで，ISO/TC34の国内審議団体である（独）農林水産消費技術センターにおいてWG8国内検討委員会の事務局を担当するとともに，食品安全マネジメントシステムの認定·審査登録制度の構築，JFARBの運営，ISO22000等の翻訳に関与してきた。 ここ1年間のISO22000に関する様々な議論を踏まえ，再度ISO22000を読み直すとともに，今後の対応について考えることとする。