ベテラン技術者の回想録 失敗から学ぶ 設計の教訓 第1回 フレームのみの台車での失敗

摘要

こhにちは，私はまだ札幌で機械の設計をしています。まだと言うのは，すご～く長い年数設計をしているからです。さて設計屋になった動機はというと，とても簡単で，求人表の中で給料が1番良かったから。単純に決めて，さあ入社試験。なぜか運よく入社できたのです…ただ学生時代の設計と製図の成績は最悪だったhですがね。ちなみに，仕事も1年経ち2年が過ぎて3年目くらいから段々と面白くなってきて現在まで続いています，ということで体験談へ。さて，入社したときはねじのJIS規格がウイットねじからメートルねじへ変わってまもなくの頃で，先輩の指導を受けながら図面書きの仕事が始まりました。当時の主流はまだウイットねじで，それに対して新JISであるメートルねじをなぜ使わないのかと新入社員の身でありながら上司や先輩に文句を言っていました。