Well-being Computing: 身体的?心理的?社会的健康増進技術と睡眠からの展望

摘要

近年,ウェアラブルセンサやアンビエントセンサ（例えば,壁に埋め込まれたセンサなど）が発展し,IoT (Internet of Things)の時代の到来に伴い,心拍や呼吸に代表される数多くの生体デ一タを簡単に取得できるょうになった.これらのデ一タは我々の健康状態を把握?理解するうえでとても有用であるだけでなく,（健康的な生活を継続的に送ることで）幸福を感じる?もたらすこともある.しかし,ここで重要なことは,このょうな生体デ一夕を得ることで,すベての人が幸福になるわけではないことである.例えば,日々生体デ一夕のチェックに追われてとても忙しくなり,結果的に幸福を感じることができない人もいる.