根部ェンドフアイトとロボット草刈り機を活用した不耕起、有機農法でのトマト栽培

摘要

本研究は、有機農法でトマト（品種はロッソナポリタン：パイオニアェコ サイエンス株式会社）を栽培し、耕起、不耕起草生栽培においてトマト苗の根に根部ェンドファづ卜(Dark septate endophytic fungi =DSE)でtoるVeronaeopsis simplex (以 下、V. si即lex)接種の有無が収量.品質に与える影響を調査した。不耕起草生栽培は雑 草管理に労力を要するため、土中に埋め込hだワイヤー内の雑草を自動で刈り取るロボット草刈り機：AUTOMOWER-430X (Husqvarna)を試験圃場の不耕起草生区に設置した。材料及び方法：茨城大学農学部附属国際フィールド農学センターの一画を使用し、1プ ロット（縦5mX横2. 5mの畑）にっき8株のトマト苗、合計16プロットで128株のトマト苗を定植して栽培した。栽培期間は2019年6月6日から11月13日で、栽培方法はソ バージュ栽培で行い、マルチには稲わらマルチを使用した。トマトの根へのK w>p7e;rの 定着調査を行うために、セルトレイで栽培中のトマト苗の根を採取した。またこの苗を圃 場に定植した後の根を2019年9月26日と10月10日に採取した。そして採取したこれら の根片からK s/聊ノ を再分離するために、1/2コーンミール培地に洗浄した根片を置い て温度2 3°Cで14日間培養した。再分離率は、根片からK 卿ゾに特有の茶褐色のコ 口 ニーの出現率で求めた。