89歳高齢発症の単純へルぺス脳炎ァシクロビル投与で寛解したが，2力月後再発し死亡した

摘要

単糸屯へノレぺス脳炎(herpes simplex encephalitis ： HSE)高齢発症例の報告が増加傾向にある。筆者らは 脳梗塞後左半身麻痺，寝たきり状態の89歳女性で，調 ベ得た範囲において国内最高齢のHSE例を経験した。 ァシクロビル（acyclovir ： ACV)点滴でいつたh寛解 したが，治療終了 2力月後に再発し，再発時もACVを投与したが改善なく死亡した。その経過について報告 し，若干の考察を加える。