工程短縮につながるプレス金型を提案金型のブランド化で信頼獲得にも努める

摘要

小西金型工学（東大阪市中石切町、072-981-3477）は、1968年創業のプレス金型メーカー。レンジフードや冷蔵庫用部品などキッチン関連、事務用機器、エアコンなどの金型を手がけ、工程を短縮できる独自の金型設計を武器に、新規顧客の開拓に取り組hでいる。創業者である小西智實雄社長は50年にわたり金型づくりに携わってきた。松下電器産業（現·パナソニック）系列のプレス金型メーカーや、自動車部品の樹脂金型やプレス金型を手がけるメーカーで技術を習得し、「自分が思うような金型をつくりたい」と32歳で独立。社員数名でスタートすると、フライス盤のみで金型の3次元形状を5/100mmの公差に加工する技術力を活かし、当時難易度の高かったブラウン管の防爆バンド金型を手がけるようになった。10年以上、防爆バンド金型を主力とし、事業の基盤を築き上げた。