短期的效果にとらわれない仕組みづりのIT投資が重要

摘要

IT（情報技術）を経営に生かす方法はいくらでもある。ただし、そうはいっても、導入効果を算出しやすい「省力化投資」の発想だけでは、一時的な改善は進むかもしれないが、それを持続させることはできない。 持続的な改善を望むのであれば、省力化以外の視点も必要だ。 ITを経営改革の何に生かすか----。 打と経営の接点は大別すると3つある。 ①俊敏経営、②全体最適、そして③省力化、だ。 短期的に効果が出やすい順番は③の省力化が筆頭だが、持続的に成長できる強さを身につけるには、①と②の視点でITを役立てる検討が欠かせない。