大連地場ビール会社の競争戦略について--棒槌島ビール社と渤海ビール社を事例として-連載(5)

摘要

95年12月、渤海ビール社が外資に買収され、さらに96年4月に棒槌島ビール社が集団化したのをきっかけに、大連ビール市場は、はじめて本格的な市場競争に突入した。 計画経済時代の構造は崩れ競争が本格化して、わずか3年後の99年8月には、両社の業績にはっきりと明暗がついた。 棒槌島ビール社の経営不振におちいったのに対し、渤海ビール社は、大連ビール市場で急成長を遂げた。 次に両社の企業業績について時系列的に比較分析する。