岡山白桃の販売戦略について

摘要

岡山のモモが盛んに栽培されるようになったのは，勧業試験場から明治8年に天津水蜜，上 海水蜜両品種の苗木が配布されてからです。明治20年代に入って栽培が急増するに伴い，偶発 実生や枝変わりによる新品種は次々と発見されるようになり，岡山のモモは以来生産を継続し ています。昭和56年以降の出荷実績は図1の通りで，昭和58年の5,794 tが出荷ピークで年に よる出荷変動はあるものの系統出荷量は減少しています。