ロの中の傷を治りやすく新潟大が生体材料を開発魚コラーゲン製人工歯肉に波状構造付与

摘要

新潟大学大学院医歯学総合研究科の泉健次教授、同大学医歯学総合病院の鈴木絢子医員と早稲田大学ナノライフ創新研究機構の水野潤研究院教授、岸本一真さh(学部生)、多木化学業隆成代表取締役社長)は共同で、魚コラーゲン製の移植材料に口腔粘膜特有の構造を付与した新たな生体材料を開発したと発表した。ヒトの口腔粘膜特有の波状の構造(マイクロパターン)を付加する生体模倣技術を確立。安全にかつロの中の傷をより良く治す可能性がある。新たな移植材の開発につながる成栗と期待される。成果は国際科学誌「Scientific Reports」12月17日号に掲載された。