再生医療を創薬につなげる道 iPS細胞

摘要

PS細胞といえば、昨年山中伸弥教授がノーベル賞を受賞しているだけに期待も大きいですね。新井ゲノムから分子を経て細胞へという流れが開けてきています。その際、ゲノムと細胞をつなぐものとして、エピゲノム情報、RNAとタンパク質の科学に裏付けられた創薬が進んでいます。今年のBlotechでも、これらの分野の研究成果の発表、展示が多くあります。ただ、iPS細胞を創薬に結びつけていくためには、乗り越えねばならない障壁がありますね。