研究開発から次世代通信を狙うサブシステムとコンポーネント

摘要

英国系の商社の日本法人、コーンズドッドウェルは、光通信では主にヨーロツパの製品を日本市場に輸入し販売している。現在、通信系ではフォトラインのLN変調器、イニスタのチューナブルフィルタ/波長セレクタ、マンライトの光増幅器などがメインの製品。このうち、イニスタとマンライトは、フランスのハイウエイブから技術の一部を得た新興ベンダ。両社ともROADMなどの最新のネットワークアーキテクチャにフォーカスした製品を開発している。現在、光通信市場では、単なるポイント・ツー・ポイント伝送ではなく、ノードのインテリジェント化が注目されている。伝送容量を増やすことも重要だが、サービスコストを圧縮するためにサービスプロバイダは、遠隔操作でノードでの波長のAdd/Drop、波長のプロビジョニングなどができるようにして、人手に依存する部分を少なくしようとしている。コーンズ ドッドウェルは、このような新しいネットワークアーキテクチャで使いやすい光増幅器、迅速なチューニングを必要とするネットワークで威力を発揮するチューナブルフィルタを日本市場に紹介している。これらの製品を担当している舗矧こ製品の特徴とターゲット市場について聞いた。