翼型熱交換器で構築した軽量ICRエンジン搭載機のフューエルバーンの評価

摘要

燃焼実験において，自立運転への切替えを行い，自立運転可能か検証したが，自立運転は達成されず，3 つの自立条件を満たす実験結果も得られなかった．自立条件を満たすにはタービン出力を増やす必要があり，サイクル速度を増やすことが方法として挙げられる．自立運転切替え後，切替前のような燃焼が持続しなかった．その理由として，圧縮機がサージを起こし，燃焼器へ空気を送れなくなったことが挙げられる．この対策として，サージマージンを大きくとること，回転数を高めることが挙げられる．