レスキューロボットコンテスト·シーズ ジャンボリー2013 in KOBEの実施報告

摘要

災害救助活動を題材としたレスキューロボットコンテスト(以下,レスコン)は,「人の役に立つ」ロボットの目的に,「人にやさしい」救助技術を問うという,社会的に重要な基軸を備えるロボットコンテストである.将来のレスコン人口の裾野を広げることと,低年齢層に対する「レスキュー活動とロボット技術」教育の啓発を目的に,小規模かつ提案型のレスコンである「レスキューロボットコンテスト·シーズ」(以下,レスコンシーズ)が,現在全国各地で展開されている.本稿では2013年8月に開催8回目を迎えた「レスコンシーズジャンボリー 2013 in KOBE」について,当日の模様ならびに新たな試行について報告する.