中国•内モンゴルにおける子どもの遊び場に関する考察: 新旧住宅区を事例として

摘要

中国の一人っ子政策は親が子どもを過保護にする傾向があり、子どもの自立性、創造性及び人との相互関係などに影響し、問題がある。一人っ子が健全に発達するのには子どもの遊び環境が重要であると考えるが、中国•内モンゴルの建築•都市計画分野における子どもの遊び環境に関する研究はあまり進hでいない。中国•内モンゴルでは、都市化が急速に進むにつれて、住宅区も大きく変化し、新住宅区はすべて物業管理の方式になった。古い住宅区には、遊具が設置された遊び場はなかったが、新住宅区には遊具のある遊び場を含めて公共施設が整備されるようになった。しかし、まだ子どもの遊び場に関して、充分考慮されているとは言えない。