無線給電式発熱デバイスの作製に向けた インクジエツト印刷式薄膜状発熱デバイスの開発

摘要

無線給電式発熱デバイスは、遠隔操作により発熱量を制御可能なデバイスとして各分野への応用が期待されている。近年、シルク薄膜(厚さ~50 上にマグネシウムからなる回路を印刷した 無線給電式発熱デバィスが開発されているがり、このデバイスを適用するには接着剤を用いる必 要があるため、適用範囲が限定されるという課題がある。一方、高分子超薄膜(ナノシート）は、高 い柔軟性と密着性を有する材料である2)。ナノシート上にインクジエツト印刷にて抵抗体を印刷 した無線給電式薄膜状発熱デバイスは、接着剤無しで適用できるデバイスとして期待されている。