A Study of the Actual Situation of the Domestic Eating Habits and School Lunch (2) ～Nutrients intake in junior school students with the Domestic Eating Habits and School Lunch～

摘要

本研究は、沖縄県内小学校5年生77名を対象とし、2009年9月中旬から10月上旬に実施された「家庭における食生活の実態と学校給食による調査」の一部である。児童の一日の摂取栄養素、食品群とも家庭よりも給食からの寄与率が高いことが分かった。特に、乳類において79%は給食で摂取していることが分かった。児童の1日のエネルギー量は基準量に対して77.6%の充足率であり、PFCバランスのF比は30.6%で基準範囲より高い結果であった。肉類は139.5%、穀類70.3%であった。また、従来の国民健康栄養調査データを比較検討すると沖縄県民の摂取エネルギーと炭水化物の充足率は全国最下位で、F比と肉類は、全国一であった。大人と子どもの栄養摂取状況等が重なる結果であった。