動きを捉え、日本の美意識を探る：デザイン本部長 前田育男が語る「魂動」（こどう）コンセプト

摘要

ここ数年、いくつものショーカーや、プレマシーのような市販車として結実したマツダ·デザインの「流」（ながれ）コンセプト。2010年、彼らはその表現を一歩進め、新たに「魂動」（こどう－Soul of Motion）コンセプトを発表した。「Speed」（前進感）、「Tense」（緊張感）、「Alluring」（艶やかさ）をキーワードに、まずは「靭」（SHINARI）を昨年9月に発表、つづいて今年のジュネーヴ·ショーでは「勢」（MINAGI）を披露した。新コンセプトが意味するもの、目指すところについて、デザイン本部長に話を聞いた。