鉄道によるエコ関連物資の輸送量が漸次増加中 - モーダルシフト化で見直し進む

摘要

地球環境問題の高まりによる輸送のモーダルシフト化の中で、鉄道輸送が見直されている。 一度に大量に輸送できる、中·長距離輸送における輸送コストの低減化、CO{sub}2の削減効果等のメリットがあるが、輸送時間帯が制限される、コンテナ単位での料金設定など、デメリットもある。 しかし、比較的配達時間の制約が少ない廃棄物などの静脈輸送には、適した輸送手段と言える。 また、社会問題化している不法投棄に対しても、処理場まで確実にコンテナが届くため、適正な廃棄物処理を期待する企業の安心感を得ることにも成功している。