新しい視点が新しいビジネスを構築する～潜在的ニーズの掘り当て方（事例）～（続き）

摘要

輸送サービスを“提供する立場”から“受ける立場”に視点を変えた途端に、ビジネス相手として大口貨物を出してくれる“企業”しか見えなかったのが、全く新しいビジネス相手として“個人”が見えてきたという。勿論これだけで今日のヤマト運輸の隆盛が築かれたわけではないが、このときに視点を変えたことが、わが国の宅配事業を切り拓く「最初の扉」を開いたことに疑う余地がない。