樹道哀楽「作り方をしつかり教わることで、樹を見る目も養われました」

摘要

年に何十軒もの趣味家のお宅にお邪魔して棚場を拝見させていただいている。樹種ゃ樹のサイズ、鉢数、棚場の広さなど、その見た目は実にさまざまで、趣味家の数だけ棚場の種類があるといつてもけつして大げさではないが、無理やすれ ば次のようになるだろうか。すなわち、樹の迫力や場引き込まれ、思わずずまレを正したくなる棚場と、樹々の懐にすつと包み込まれるようなほhわかとした棚場である。そhな個人的主観かつ雑駁極まりない分け方に従えば、今回お邪魔した松浦三郎さhの棚場は紛れもなく後者であろ、つ。