柏崎市自然環境浄化センターの消化ガス発電について

摘要

当市の公共下水道事業は，昭和46年に基本計画を策定し，昭和48年度に下水道法による事業認可を得て工事に着手，処理場完成に伴い昭和56年同年6月20日に第一期区域約214haの供用を開始しました。その後，順調に事業は進展しており，平成25年度末現在，1951.9haが整備済みとなっています。平成25年度末の汚水処理人口普及率は，公共下水道，農業集落排水，合併浄化槽の合計で，97.7％となっています。柏崎市自然環境浄化センター（表1）は，昭和56年の水処理1系供用開始以降，平成2年に水処理2系，平成17年に水処理3系と施設の増設を行ってきました。現在は，施設の老朽化に伴い平成23年に長寿命化計画を策定し，改築更新工事を実施しています。