コーヒーと健康に関する2002年度研究成果に国内外から大きな注目--全日本コーヒー協会、成果の報告会を9月に東京、大阪で開催

摘要

社団法人、全日本コーヒー協会（石光輝男会長＝石光商事社長。 東京、中央区京橋箱崎町6－2）は、科学情報委員会（熊谷克彦委員長＝味の素ゼネラルフーズ社）が選考したコーヒーと健康に関する2002年度研究助成15件を決めた。 また'01年度に研究助成を行った成果の報告会を9月に東京、大阪で開催する予定となっている。 今回、決まった研究助成15件は、東北大学大学院の駒井三千夫助教授の「コーヒー飲用による食欲調節物質の分泌と味覚に関する研究」など新規が11件、前年からの継続が1件、また以前に助成した研究の関連が3件となっている。 一方、前年度の研究助成を行った成果報告は、「コーヒー成分のポリフェノールの発がh予防作用」、「コーヒーの抗肥満の作用機序」、「コーヒー、カフェインが人間の記憶学習能力に及ぼす影響の評価システムの開発」など15件となっており、その内容に大きな関心が国内外から寄せられている。