CSSL群落の遺伝子型が混植した日本晴の植被率に及ぼす効果

摘要

イネは地下部において隣接個体の遺伝的近縁 度を認識し近縁度に応じて地下部や地上部の 生育が変化する。隣接個体認識機構の解明は イネ群落において個体間相互作用が群落の生 産性に及ぼす効果を理解するうえで重要であ る。本研究ではィネ品種日本晴背景にKasalathの染色体断片を導入したCSSL系統 の群落に日本晴を混植し、CSSL系統の群落 の遺伝子型が混植した日本晴の生育に及ぼす 効果を調査した。