新連載フレーズにピンときたら，このパターン！鑑別診断に使えるカード③「問診や診察，通常検査でfocusがわかりにくい発熱」

摘要

発熱のfocusを考える際に筆者は大きく感染症，自己免疫疾患，腫瘍，薬剤，その他の軸で考える. 発熱で頻度的に多いのは感染症である.感染症の なかでも重症化しやすく頻度の高いものとして呼吸 器，尿路(腎盂腎炎，前立腺炎)，腹腔内(胆囊炎， 胆管炎)，皮膚をまず考えている.