ワイヤ+アーク方式AMにおける形状モニタリングとフィードバックによる曲面形状をもつ金属部材への補修溶接

摘要

本手法は溶接ビードを何層も重ねることによって目標形状を得るが、トーチと造形物との干渉が問題となることがある。一方、造形中の高さを測定し、造形経路に反映することで造形精度が向上することが報告されている。さらにトーチ送り速度を変更することによって、積層高さが変更できることが報告されている。そこで本研究では、造形中の被積層部の座標を測定し、造形高さとトーチ送り速度にフィードバックするシステムを開発し、曲面上への所望の高さ分布をもつ形状の造形を実現することを目的とする。