サーボプレスを用いたMg合金の成形事例

摘要

1990年代に開発されたサーボプレスは、鍛造成形においても注目される成形機となっている。経済産業省より発表された「素形材戦略2008」の鍛造分野において、鍛造技術の将来像の項目中の「高精度軽量部品を鍛造で製造」では、サーボプレスの活用が革新的要素としてロードマップに掲げられた（図1）。このような環境下において、当社は2008年にサーボプレス（図2）を導入し、その特徴を活かした成形を行おうと日々運用している。本稿では、アルミニウムを中心とした非鉄金属の鍛造を行っている当社における、サーボプレスを用いた成形事例を紹介する。