Vol.7病原微生物の除去で がhはなくなるか(2)

摘要

わが国では年間3万人を超える肝臓がh死亡者 がいる.B型感染の母子感染予防やワクチンの普 及のなかで，C型肝炎ウィルスがその主たる原因 であり，調査によっては3/4がC型ウィルス保因 者とされる.C型肝炎ウィルスの除去には，インタ一フエロ ンと核酸アナログ由来のウィルス増殖阻害剤が有 効である.しかしわが国では，インターフェロン 治療に抵抗性のI型ウィルスが多ぐしかもイン ターフェロンは炎症にかかわるサイトカインのた め，発熱，全身倦怠，血小板減少などの副作用が あり，さらに人によってはうつ気分が誘発され る.一定期間服用してウィルスが大幅に減少して も，耐性のウィルスが急増してくる場合も多い.