LB膜を巡る最近の進歩ガス分離膜に実用化の可能性も

摘要

Langmuir－BIogett膜は1930年代にその方法が紹介されて以来70年に渡っていろいろと研究がなされて来ている。 LB膜は非線型光学、ビュゾ電子、熱電子、半導体、センサー、バリアーなとの特作に注目されてきたけれども、一方、LB膜の内在するフイルムの品質面や安定性の問題から実用化する上ではいろいろと障害があった。 しかし最近の研究進展によりいくつかの問題解決が図られている。その一つはイオン性架橋を行える多電荷界面活性剤（"糊"材と称されている）を用いる事によりLB橋のバリア機能を格段に向上させる技術である。