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音律と古代度量衡の史学的研究

机译:语音学和古代度量的历史研究

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摘要

本研究の発端は、筆者の一人が中央アジアのキルギスタンへ赴任した折、キルギス部族の故地が「Turupanの北方2500里、Gun-Ordosの北西3500里」にあるという漢籍の英訳文(出典不明)に接したことである。文中のTurupanは新疆ウイグル自治区にあるトルファン(吐魯番)と判明した。しかし、Gun-Ordosの現在位置は未だに判明していない。Gun-Ordosの所在は、黄河の屈曲部にあるオルドス高原の何処かだと想定し、キルギス部族の故地がシベリアに在るイェニセイ河付近だという大体の場所をさがし出した。そこで問題になったのが、古代中国の里程をメトリックに直せば幾らになるだろうかということであった。日本においても、邪馬台国の位置を述べる上で、魏志倭人伝に記された里程の解釈が大きな問題となっているごとく、古代中国における里程の評価は難問なのである。古代中国の里程を調べるうちに、古代中国の度量衡の基準が音律であることを知った。そこで、響きと度量衡の関係がどのようなものかということを漢籍で調べた。本研究は、すぐれて文献史学的なもので、既に先人が記述した事柄ばかりである。土木史は歴史学の一分野でもある。宮崎市定によれば、「歴史学とは要約する学問である」と述べており、後続する予定の土木史研究には、度量衡の評価も不可欠なものとなるので、その土台として本稿をまとめるものである。
机译:这项研究的起源是其中一位作者被转移到中亚吉尔吉斯斯坦的中文书的英文译本,吉尔吉斯部落的故乡是“图鲁潘以北2500 ri,古尔鄂尔多斯西北3500 ri”(来源不明)。与之接触。文字中的图鲁潘被发现为新疆维吾尔自治区的吐鲁番。但是,Gun-Ordos的当前位置仍然未知。我们假设Gun-Ordos位于黄河拐角处鄂尔多斯高原的某个地方,并找到了吉尔吉斯部落的故乡在西伯利亚叶尼塞河附近的大概位置。然后,问题变成了,将中国古代领土转换为度量标准,要多少钱?甚至在日本,对古代中国的距离进行评估也是一个难题,因为《魏师亚金传》中所描述的距离解释是描述居马台位置的一个大问题。在研究古代中国的历史时,我了解到古代中国的度量标准是语音学。因此,我研究了中文书籍中声音和小节之间的关系。这项研究在文学史上非常出色,而这正是我们前辈们已经描述过的。土木工程史也是历史领域。宫崎骏佐田认为,“历史是总结性研究”,对以后的土木工程史研究必不可少的是对措施的评价,因此本文作为总结基础。这是一回事。

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