FA産業用レンズイメージセンサの大型化と高精細化（メガピクセル）に対応したテレセントリツクレンズの開発と展開について

摘要

産業用カメラのエリア用イメージセンサがCCDからCMOSに急速に移行している現在、CMOSイメージセンサの大型化にますます拍車がかかっている。CCD素子の場合はイメージセンササイズが長らく2／3"（φ11）·1／2"（φ8）·1／3"（φ6）の時代があり、その後に軽薄短小を象徴するように1／4"（φ4．5）·1／5"（φ3．6）といった極小素子サイズが出てきたが、基本光学設計を2／3"か1／2"に設定するかで各イメージサイズに対応できた。これはそもそも設計思想が異なるFA分野でもセキュリティ分野でも共通認識であり設計する側としてはラインナップ化が容易であった。