アレルギー物葺を書ぢ食品の検王法の現状と諜茸

摘要

アレルギー物質を含む食品（アレルギー食品）による健康危害は、近年、増加傾向にあり、表示による消費者への情報提供はこうした危害を未然に防ぐための重要な手段である。我が国では平成13年に「食品衛生法施行規則」および「乳および乳製品の成分規格等に関する厚生労働省令」の一部が改正され、アレルギー食品表示制度が実施された。 本表示制度は適宜見直しが行われており、平成16年には新たな疫学調査等の結果を参考として「バナナ」が特定原材料に準ずるものとして追加された。また、平成19年3月開催の第32回食品の表示に関する共同会議および平成20年2月開催の薬事、食品衛生審議会食品衛生分科会表示部会において、「えび」および「かに」を特定原材料として表示義務化することが提案され、省令改正により実施される予定となっている。