地域資源の視点からみた水環境形成およびそれを可能にする住民参加の役割

摘要

近年, 水のもつ多樣な価値に対する開心か高くなり, 地域活性化やまちつくりにおいて地域資源として水環境の多角的利用への期待が大きくなつている。 また, 改正河川法や自然再生推進法などの新たな法整備によ十り合意形成における住民参加の役割か重視されている。 合意形成の主な課題としては, 計画の早い段階における住民意見の反映, そのたあの双方向性 - 継続性の確保, 住民の視点からの発想の重視なとかある。 とくに, 水環境は自然的要素が強いことに加えて,　 極あて高いト属地性 - 文化性を有することから, 住民が自う水環境の価値を見直し, その多角的な機能を貴重な地域資源として地域活性化やまちづくりに活用することが重要視され, また, 構想や計画段階において地域課題と住民意志を反映することは水環境形成に欠かせない要素てある。