ヒッジの胎子における母ケ卜ァシドーシスが及ぼす

摘要

カナダのモントリオール大学において，4頭の妊娠した雌ヒッジ（妊娠 126-127日齢）を供試した。手術前7 日間は実験施設で繋留し，36時間の絶 食と18時間の絶水を行った。力テーテ ルを頸静脈に留置し.麻酔前投与薬とし て手術30分前にァセプロマジン2mg を静脈内に投与し，麻酔薬としてジァ ゼパム（0.03mg/kg).ケタミン（5mg/kg), プロボホール（1mg /kg)を投与した。 下腹部を切開し，子宮を触診して胎子 の位置を確認した。切開した子宮壁よ り.胎子の上半身を露出させ.ポリビ ニール製の200cmのカテーテルを，胎 子の左右の腕頭動脈.頭部の静脈，羊膜腔に留置した。処置時間はおよそ2 時間だった。カテーテルは，母体の側 腹部に固定した。その後.再び，寝起 きや餌が食べられる代謝測定用のケー ジに繋留された。