インターロイキン35による 免疫系の負の調節解明

摘要

インターロイキン35(IL-35産生B細胞は自己免疫疾患と感染症の際の免疫における重要な調節因子であると、ドイツリウマチ研究センターのP.Shen博士らが報告している。(ネイチャー492号)Bリンパ球は、免疫の正および負の調節因子として重要な役割を担っており、その抑制機能は主にIL-10に関連している。それは、B細胞由来のIL-10が自己免疫疾患を防御し、また、病原体に対する感受性を増加させるからである。