I. 主機関操縦空気系統異常による主機回転数の変動

摘要

主機関増速後にシャフトジェネレータ—を起動してDGを停止した後、主機関回転数が6 RPMほど変動し、その結果シャフトジェネレータがトリップしてブラックァウトが発生した。電力の復旧後に主機関を再起動し、同じ回転数付近まで增速•して様子を見た結果、燃料ラックが大きくハンチングする事象を認め、また、回転速度が上昇しない領域も認められた。