幼児の創造性を豊かにする鑑賞方法についての一考察: 「創造的鑑賞」に依拠した美術作品鑑賞について

摘要

This paper focuses on a view that creative activities embeded with in appreciation activities allow for the overall enhancement of fine arts appreciation, due to the idea that creative appreciation allows one not view fine arts as completed works but as an opportunity for the continued growth of creativity in infants.%小澤の「創造的鑑賞」の基本理念のもと，幼児の創造性を豊かにする鑑賞方法を開発していくねらいとして，美術館での美術作品の鑑賞活動から表現活動へ向かわさせる授業実践研究を行った.幼児の創造性をはかる手だてとして美術館で描いた作品と引率担任の先生の記述を中心とした考察ではあったが，今回の美術館での鑑賞授業実践は．幼児の創造性を豊かにすることができる一提案になったのではないかと考える。その重要なポイントとして3点挙げられる。