w-SDSによる大字の安全管理と安全文化の担い手としての工学教育

摘要

学生は社会に出るとデファクト規格を獲得すべく競争することとなるが，その前に競争の前提となる共通の基盤であるデジュール規格を理解しておかなくてはならない。我が国の工学教育では体系的な安全教育が行われていないことが多い。グローバルな社会で競争していくためには，大学においてこれを学hでおくことが今後必須となると考える。また，工学教育は，技術者になりたいと考える学生と良い技術者を輩出することによって社会に貢献したいと考える大学の方向性が一致することが条件の1つであるが，大前提として，教育を受ける立場の学生の安全は守られなければならない。