保育士の負担軽減を目指す「固く弱いAI」を活用する設計原理に基づく保育士と協働する保育支援ロボットの設計

摘要

本研究では，このように近年，必要性の高まっている発達障害児·者への支援技術の1つとして，放課後等デイサービス事業の現場において，発達障害児保育に携わる保育者を支援するロボットに必要な対話技術の新たな開発を目指す。まず，保育者を支援する観点として，次の2つを対象とし，具体的に支援にもとめられる要件を整理した。