これからの環境·設備分野のための留学生の受入と育成: 受身の国際化から攻めの国際化へ

摘要

環境工学部では、2005年度の研究協議会と2016年度の研究懇談会で研究開発の国際展開のPほ題を取り上げているが、今回は留学生の問題に焦点を当てて、国際化の問題を考えてみたい。政府は我が国のグローバル戦略のー環として2020年度を目途に留学生受け入れ30万人を目指すという留学生30万人計画を策定している。我が国の有名大学の国際ランキングが年々下がり続け、社会が大学を見る目が非常に厳しい中、各方面からの圧力、要請に抗う術もなく、現在、各大学では、ことの是非、目的をきちhと議論する暇もないまま、交流協定の締結や様々な共同教育·交流プログラムの実施等の対応に追われているように見える。