電車利用者の改札外におけるスマホ利用実態に関する研究 その2: 歩行距離とパーソナルスペースの状況に基づく考察

摘要

「歩行距離」、「周辺歩行者」とスマホ利用の関係に対する結果が以下のように明らかになった。1. 滞留場所1 に近い地点1 において“操作開始”が最も高い。滞留場所若しくはその付近に注意喚起等の対策を行い操作開始を抑制させる必要がある。2. 周囲に人がいる状況下において、いない状況より“操作継続”が高い。人通りの多い道や密集し易い滞留場所付近では、交通整理等で混雑を緩和させ、周囲の人と距離を作ることが望ましい。