学校教育における住居領域のコンピュータを導入した教材開発に関する研究　その2

摘要

学校教育における住居領域は、主に家庭科教育で学習が行われているが、住居領域の教育の歴史は浅く、学校教育現場での住教育の取上げ方は、質·量ともに不十分であることが指摘されている。そのため、住居領域は、教育現場で苦手意識が強く、教えにくいという教師の資質がみられ、中学校、高等学校（以下、高校と略す）ではともに住居領域に費やす時間が少ない状況が見受けられる。本研究では、教室内に対象物を持ち込めず、指導が困難であるという住居領域特有の問題に対して、情報機器を導入することで改善し指導を充実させることが目的である。