食品加工への深絞り包装機利用の現況

摘要

食品市場に深絞り包装機が登場してから約40年 を経た今日，深絞り包装技術は主に食品の保存性 向上を目的として，多くの食品群の包装に利用さ れている.日本において普及している深絞り包装の種類は， 真空包装，ガス置換包装，スキン包装が主である が，海外においては上下成形，落とし蓋によるリ-クローズ，ジッパーパック，リ.シール，電子レ ンジ用スチームバルブ付パック，野菜用ガス抜き パックなど多岐にわたる.ここでは，食品の分野別と流通の種類別に，深 絞り包装機の利用状況を説明する.