次世代のスライドボデー“セフテーローダクロスオーバー”全クラス揃い踏み!

摘要

“スライドボデー式車両運搬車”というものが世の中で一般的な存在となって久しい。荷台が後方へスライドして後端が接地し、そこへ直接車両が乗り込むというスタイルは今ではすっかり当たり前のものとなっているが、実はこの方式を日本で初めて実現したのが花見台自動車なのだ。初代セフテーローダが発売されたのは1970年代のことで、もう半世紀近くが経とうとしている。そしてスライドボデー式車両運搬車のパイオニアとして大型から小型まで、さらにスライドボデーとダンプを組み合わせたセフテーローダ·ダンプなど幅広いラインナップを展開してきた同社が、さらなる飛躍を目指してまったく新しい機構を開発し搭載したのが「セフデーローダクロスオーバー」シリーズである。このたび、大型から小型までのクロスオーバー各機種を一度に撮影する機会に恵まれたので、セフテーローダの今までとこれからについてまとめておくことにしたい。