非遺伝子組み換え酵母によるセルロース系バイオマス糖化液からのエタノール生産

摘要

地球温暖化対策としてバイオ燃料の導入は温室効果ガスの排出量削減に重要であり，特にその1つであるバイオエタノールは直接，またはエチルtert-プ千ルエーテル(ETBE)へ変換したうえでガソリンと混合し.自動車用燃料としての利用が世界中でなされている。日本においては京都議定書ゃェネルギー供給構造高度化法等においてバイオ燃料の重要性がうたわれ，現在，石油精製事業者においてはバイオ燃料としての導入目標量が定められている（原油換算50万kL/yr)。