漆喰と左官技術が織り成す[こだわりの我家]

摘要

谷田部社長は町場の左官工事を生業として50年弱の大ベテラン。そのノウハウを注ぎ込むに当たり、最も重視したのは「クラックの防止」であった。材料の硬化収縮や下地の振動といった要因で生じるクラックは、塗り壁にとって宿命と言えるものだ。しかし、これを最大限防ぐところに左官技術の真価があると考える谷田部社長は、自身の現場経験から万全を尽くした。同氏によれば、最大のポイントは「下地」である。